矯正中の手入れ
矯正中に食べてはいけない物はありませんが、子供が好きな食事やお菓子は装置に影響がでることもあるので注意しましょう。
せっかくの治療が無駄になってしまうこともあります。
ピーナッツやせんべいなどの硬い食べ物を思い切り噛んだりすると、その衝撃で矯正装置が外れたり、壊れる可能性があります。
特に、矯正を始めたばかりの頃は、物を噛む時に、多少の痛みがあるので、おかゆなどの柔らかい食事にしてあげるといいでしょう。
カレーやスパゲッティーなどの色素の強い食べ物にも注意が必要です。
矯正自体に影響を与えることはありませんが、装置のゴムが変色してしまって、矯正装置が目立ってしまうことがあります。
見た目を気にする子どもも多いので、ストレスを感じてしまう場合もあります。
お餅やガム、キャラメル、アメなどのネバネバしており歯にくっつきやすい食べ物は、装置にもくっついてしまい、外れる原因になることもあります。
食べるときには、小さくするなどの工夫をしてあげるといいです。
ポテトチップスやビスケットなどの歯に詰まりやすい物は、歯の間や歯と装置の間に挟まって、虫歯や歯周病の原因となることがあります。
食べたあとは絶対に歯を磨いて、歯の間に詰まったものは歯間ブラシやデンタルフロスで丁寧に磨いてください。
もしも、装置が外れたり壊れたりした時には、必ず歯科医院に行ってください。
無理に着けたり治したりすると、口内を傷つけて歯に悪い影響を与えてしまうので絶対にしてはいけません。
矯正中は装置にプラークがたまりやすく、虫歯や歯周病の原因となります。
とくに子供は虫歯や歯周病になりやすいので、矯正装置の形状に合っている正しいブラッシングと、そのあとの予防対策が必要です。
取り外しができない矯正装置は、ヘッド部分が小さい歯ブラシにしましょう。
歯と歯肉の境界部分を丁寧に磨きます。
特にブラケットは汚れがつきやすいので注意しましょう。
歯磨き粉を少なめにして長い時間磨きましょう。
舌側矯正は、子供では磨きにくいので、大人が磨いてあげましょう。
取り外しができる矯正装置は、市販の義歯洗浄剤を使用するか、歯ブラシで装置を丁寧に磨きます。
歯磨きはいつも通りできますが、装置の接地箇所は汚れがたまりやすいので、いつもより丁寧に磨きます。
歯磨きのあとは、フッ素材やマウスウォッシュ駅で歯をコーティングして虫歯予防をします。
これらは歯を強くしてプラークもつきにくくしてくれます。
歯磨きの方法に不安を感じる人は、歯科医院で正しい歯磨きの方法を教えてもらいましょう。
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